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我が家には4匹の猫がいます。
すべて保護猫です。
猫の下僕としては25年以上になるんですが
ここ数年は、NNN(猫猫ネットワーク)に名前が載っているようで…
毎年子猫のシーズンになると、数匹の子猫とご縁があります。
友人には、いおさんの名前は猫回覧に太字で赤字で書いてあるって!と言ってます…。
このブログを読んでいる人で、ペットを迎え入れたいと思う方がいたら
どうか、保護猫、保護犬の迎え入れを考えてもらえたらと説に願います。
保護猫の現状をしっていますか
保護猫、保護犬とか動物の殺処分について関心が高まってきていますね。
もともとは、野良猫も野良犬も存在しなくって
人間が、人間の都合で捨てた犬や猫が野良になってしまったという事実を忘れてはいけません。
そして殺処分が減っているとはいえ、まだゼロではないのも現実です。
環境省:犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/dog-cat.html
センターの職員さんや、ボランティアスタッフ
全国で活躍している保護団体の皆さんには本当に頭が下がります。
少しでも、命を救いたいという思いで、寄付だけでは資金が厳しい中
活動している人たちがいるということを決して忘れてはいけないと思うんです。
どうか、不幸な命がこれ以上増えないように
ゼロになるように願ってやみません。
保護猫との出会い
私が一番最初に迎え入れたのは、子猫が生まれて里親さん募集の張り紙からでした。
そこから、なついてきた野良猫をほっておけなかったり
庭に迷い込んだガリガリに痩せた子猫を保護したり…
殺処分まで、あと3日という文字を見ていてもたってもいられずに迎え入れたり
友達が拾ったけれど小さすぎてお世話が出来ない!というヘルプの連絡もありました。
中には、離乳していない子猫もいました。
3時間おきのミルク、排泄の手助け
新生児と同じようにお世話が必要な子猫!
この子たちは、私の手をお母さんとおもって吸うくせがついちゃった子でした
シマちゃんは、優しい里親さんのところで幸せに暮らしています。
黒猫ちゃんは、儀助という名前になって我が家の猫に
今では、ボディも態度もビッグですww
10匹くらいの子猫を里親さんをみつけて迎え入れてもらいました。
その時に感じたことをまとめたいと思います。
ペットを迎え入れる前に
猫を飼いたい!という人たちと話をしてきて
時には、お断りすることもありました。
私は保護活動を積極的にしているわけではなく、個人でほっておけなかった猫がいたらお世話をしてご縁を繋いできただけです。
なにか規約を作っていたわけじゃありませんが、それでも条件をつけていました。
- 家族全員が100%の承諾をしていること
- 賃貸の場合はペット可の物件であること
- 適齢になったら去勢・避妊の手術をすること
- 適正な医療行為をうけさせること
- ペットフードは質のいいものを与える事(具体的な銘柄指定)
- 完全室内飼育
- 60歳以上の方は基本的にはお断り
この約束を守ってもらえない人には譲渡はしてきませんでした。
厳しいと思いますか?
私にとっては最低限守ってほしいことだと思っています。
特に、60歳以上の方で「年齢で区切るなんて!」と言われたことがあります。
ここで、猫の寿命について考えなくちゃいけませんよね。
今、ペットフードの質もあがり猫の寿命は伸びています。
15年以上生きる猫も多いし、20年生きる子も普通にいます。
60歳で子猫を飼い始めたら、飼い主さんが80歳とかまで面倒を見る覚悟が必要だということです。
人間も老いていきます。
猫も老いていきます。
どちらも体力がおちて、医療費もかかることが増えてくるという現実があります。
特に、一人暮らしの方で寂しいから…という方がいましたが
もし、飼い主さんが入院したら?
もし、飼い主さんが経済的に猫にお金をかけられなくなったら?
もしもは、確定ではないけれど…
それでも、人間も猫もどちらも幸福に過ごすためには、考えなくちゃいけないことだと思っています。
とはいえ、猫と暮らしたいという気持ちも痛いほど分かります。
寂しい気持ちも分かります。
なので、その方には私の考えをきちんと伝えてから
「保護団体が近くにあるようなので、お世話のボランティアや預かりボランティアをしてみてはいかがですか?」と伝えたら、納得をしてくれました。
飼わなくても猫と関わる暮らしで張り合いを持つことは出来ると思うんです。
これから子猫が生まれる季節が来ます。
もし、子猫を拾ったら…
もし、猫を飼ってみたいと思ったら…
ぜひ家族の一員として、最後まで責任をもって愛してあげて欲しいと思います。
ペットと暮らす
大変な時もあるけれど、幸せを沢山もらうことが出来ますよ!